モデルや海外セレブがラブコールを送る、ネクスト・スーパーフードとしていま話題となっているのが「アマランサス」。南米原産の植物の種・アマランサスは栄養価が高く、低カロリーのため美しさをリードする女性たちの強い味方となっています。今回はアマランサスの魅力やその食べ方をチェックしてみましょう!
原産国は南米・ペルー
アマランサスの原産国は、ペルー。紀元前5,000年前ころから育てられており、当時はとうもろこしや豆類と並ぶほど貴重品とされていたそう。日本では「赤粟(あかあわ)」と呼ばれ、江戸時代から東北地方を中心に栽培されています。これまでスーパーフードといえば、キヌアやチアシードなど海外産が多かったのですが、アマランサスなら「国内産が買えるのでより安心」と美容に興味がある女性の人気を集めています。
栄養価が高く、低カロリーのアマランサス
アマランサスは栄養価が豊富で、グルテンフリー、低カロリーなのが特徴です。タンパク質は白米の約2倍、そして溶解性が高いために白米の3倍も消化が良いのです。必須アミノ酸の含有量を示す、「必須アミノ酸スコア」も75と高い値を誇っており、悪玉コレステロールや中性脂肪などのコレステロール値を下げるといった作用もあります。まさに肥満が気になる人や、運動を日課にしている人にぴったりの「太りにくくしてくれる」食材なのです。またアマランサスは、ミネラルもたっぷり含んでいます。特に女性に不足しがちな鉄分は、白米の10倍以上。同じくスーパーフードと呼ばれているキヌアと比較しても、約2倍です。貧血気味な人や、疲労が溜まりがちな人は積極的に摂取すると良いでしょう。亜鉛は白米の4倍も含んでいるので、美肌効果も期待できます。
自分らしくアマランサスを取り入れよう
アマランサスは簡単な下ごしらえで、食卓に取り入れることができます。目の細かいざるや茶こしに入れてさっと水洗いしたら、沸騰したお湯で8分程度茹でて湯切りをしましょう。お米に混ぜ込んで一緒に炊いてもおすすめです。ほかにもサラダのトッピングや、揚げ物や手作りおかしの衣として使うなど用途はさまざま。ダイエット中の栄養補給として、アマランサスを使ったシリアルバーを用意してみても良いですね。
アマランサスは、今後日本でも人気が高まっていくこと間違いなし!体型や美容面を気にする女性は、周りよりひと足早く食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?