海外セレブといえば、至近距離にも十分耐えうるパーフェクトメイクが印象的。そんな彼女たちがいま夢中になっているのが、「コントゥアーメイク(Contour Makeup)」です。コントゥアーとは、メイクで輪郭のメリハリを演出するテクニックのことで、肌色より2トーンほど暗い色でホリを演出し、また目の周りの「Cゾーン」やおでこから鼻先にかけての「Tゾーン」などに明るい色を載せることで、陰影を強調できます。色を上手に使い分けることで、実際よりも小顔に見せる効果があるということで、セレブを始めとした全世界の女性が関心を寄せています。
コントゥアーメイクはプロのメイクアップアーティストの間では常識
「シェーディング」、「ハイライト」はもはや説明無用といえるほど、一般人にも流通しているテクニック。そちらは基本的にパウダーを用いることが多いのですが、コントゥアーメイクではクリーム状のファンデーションを使用します。パウダーに比べ、しっかりと肌に密着するので、収録などで長時間メイク直しができないセレブには必要不可欠。またそんなセレブたちを陰で支える、プロのメイクアップアーティストたちにとっては定番のメイク法でもありました。最近になって一般にコントゥアーメイクのブームを広めたのは、お騒がせセレブとしても知られる、キム・カーダシアンだといわれています。
キム・カーダシアン公式Instagramアカウント(@kimkardashian)より
キムのトレードマークはバッチリと決まったメイクですが、その裏にはコントゥアーメイクを用いた、かなり手の込んだ「仕込み」があったのです。本人もコントゥアーメイクを実践している様子を、自身のInstagramで公開しています。
キム・カーダシアン公式Instagramアカウント(@kimkardashian)より
おでこ周りや頬のあたりには暗めのファンデーションを乗せ、おでこや鼻筋にかけては明るめのファンデーションを施すことで実際の骨格以上にメリハリを表現しています。ちなみに目の周りに大量のパウダーをはたいているのは、「ベイク」という技法。直訳すると「焼く」という意味ですが、目元にパウダーをはたき、10分程度置いたのちにブラシで余分なパウダーを落とすことで、目の周りのメイクが崩れづらくなるのです。クマが濃い人、よく笑う人などは時間がたつにつれ、目元のメイクがヨレてしまうこともあるはず。お悩みならぜひトライしてみて!
目の錯覚を利用して小顔に変身
BEFORE:

まずは鏡で自分の骨格をよく見て、高く見せたいところ、引き締めて見せたいところをチェック。実際の肌色より2トーン以上明るいファンデーションを高く見せたいところ、濃いファンデーションを引き締めて見せたいところに伸ばします。
AFTER:

メイクステップ
- いつも通りメイク下地を肌に伸ばす。次に自分の肌色より、2トーン以上明るいクリームファンデーションと、2トーン以上暗いクリームファンデーションを用意する。最近はコントゥアーメイク用のスティックタイプファンデーションも売っているので、利用してみるのも手。
- おでこの髪の生え際周辺、エラ〜あご周辺、鼻の付け根の両サイドから小鼻、ほほ骨の下から頬の中心よりやや下に斜めに向かって、暗めのファンデーションを入れる。この時、こめかみ部分に暗めのファンデーションは入れないように注意。目元の横幅が狭まり、目が小さく見えてしまう可能性あり。
- 明るめのファンデーションを鼻筋、Tゾーン、Cゾーン、唇の山の部分に入れる。
- 2と3の工程が終わったらスポンジを使い、ファンデーションを自然にぼかしていく。
- アイホールにはブラウン系のアイシャドウを使い、深みをプラス。目頭にライトベージュのアイシャドウを乗せると、光を集めて白目が綺麗に見える。
- チークはシェーディングと馴染みの良い、オレンジ系を。暗めのファンデーションを入れた箇所の少し上の位置〜頬の中心に向けてふんわり入れる。
- Cゾーンにライトベージュ系のハイライトを乗せる。鼻の付け根、あごにもふんわり乗せると、骨格が引き立つ。
- リップには夏の日差しに負けない鮮やかなテラコッタオレンジをチョイス。

ほんの少しの工夫で、本来持ち合わせている自分の魅力をぐっと引き出せるもの。夏のナイトアウトには、整形級のコントゥアーメイクで皆の注目を独り占めしてみては。
Photography/ Yuuki Saruta
Hair&Makeup/ mayuko shirouzu
Model/ Jackeline