日本一の美女が決定!ミス・ユニバース日本大会レポート

JALEE編集部

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7月4日夜、椿山荘ホテル東京のバンケットルーム、オリオンで、2017ミス・ユニバース日本大会が開催されました。筆者にとって今回は3回目。まず驚いたのが、会場に集まったゴージャスな装いの参加者の多さでした。コースディナー付きチケットは完売しており、11人掛けの円卓が68卓あってすべて満席。単純計算でも748人が集まったことになります。その中に、雅やかな着物姿に結い髪の舞妓さんの姿も!お二人は大会評議員の方からご招待を受けて、京都から来られたそうです。


涼しげな着物で注目を集めた、小えんさんとふく英さん(筆者撮影)

1st Session:スピーチ(46名→23名)

そうこうしている間に、MCを務める高橋克典さんとモデルの押切もえさんが登場。ここでは1対1のスピーチ対決をし、その場で審査員が判定して勝者が決まります。その中で露わになるのが、候補者たちの自信。いかに自分がミス・ユニバース・ジャパンに相応しいか、堂々と表明できた女性が勝ち残りました。印象に残ったのは、石川、愛媛、東京、長野、山形の5人。一番目立っていた福島は鬼気迫る感じで、もうちょっとリラックスして欲しかったです。

2nd Session:水着ダンス(26名→13名)


(c)Miss Universe Japan
左から三重、島根、長野の候補者たち

こちらも1対1の対決で、その場で勝者を決定。その前に、前日までのビューティキャンプで高評価だった神奈川、福井、福岡が復活しました。音楽に合わせてビキニ姿で踊るため、ここで差が出るのは、ボディの美しさと所作のエレガントさ。際立っていたのは元バレリーナの島根、身長177cmの三重、元新体操日本代表の長野など、フィジカルで強みのある候補でした。

3rd Session:イブニングガウン(13名→5名)

いよいよイブニングガウン審査なのですが、ここで1時間近く時間は押していました。そしてゴージャスなロングドレス姿の13名がステージに登場!やはり背の高い候補者はステージで映えるので、登場しただけで息を呑む美しさです。ここでは女神のような純白ドレスで登場した千葉と、鮮やかなイエローのドレスの長野が目立っていました。

Final Session:質疑応答(5名→1名)


(c)Miss Universe Japan

最後に残ったのは、写真左から東京、愛媛、千葉、長野、秋田の5名。最終審査ではクジで審査員を選び、その方の質問に答えます。ここで必要なのは、どんな質問にも臆せず、自分の意見を堂々と言えるステージ度胸。各候補への質問は次の通り。

<Final Session Question>
・秋田:「あなたの人生に最も影響を与えた人は誰ですか?それによって自分はどう変わりましたか?」
・東京:「美容と健康で日ごろ気をつけていること、自分でいけないかなと思う容姿の時期に、どう乗り越えたかを教えてください」
・長野:「あなたにとって豊かな人生とは、どんなものだと思いますか?」
・愛媛:「あなたはミス・ユニバースになったら、何をしたいですか?」
・千葉:「今まで歯に対してのケアや、特に注意していた点がありますか?」

ここだけは事前に準備ができないので、5人は相当緊張していました。マリリン・モンローと答えた秋田は、聴衆を魅了する説得力に欠けていました。東京の質問は難しかったけれど、美のために「自分の心を開くことが大切」という回答は良かったと思います。後半スピーチが散漫になったのが残念。長野の選手生活から学んだ教訓は、彼女にしか言えない説得力がありましたが、声が小さく自信がないように感じ取れました。愛媛は最も無難な質問でしたが、「医師として1つでも多くの命を救いたい」という思いが最初のスピーチと重複してしまい、新鮮味に欠けてしまったようです。最後の千葉は、「自分の歯がコンプレックスだったけれど、今では笑顔に自信があります」と回答。質問されたことへの直接的な答えとしては不十分だったように思います。以上の審査を終えて、ついに2017ミス・ユニバース・ジャパンが発表されました!

<最終結果>

1位:阿部桃子(千葉)
2位:福岡佳奈子(愛媛)
3位:小柴綾香(東京)
4位:小西夏生(長野)
5位:今野知佳(秋田)


(c)Miss Universe Japan

優勝した千葉代表の阿部桃子さん(写真上)は、テレビで活躍する阿部祐二レポーターの愛娘ということで、翌日のワイドショーでも大きく取り上げられました。確かに会場で見た彼女は、光輝いていたので納得の結果です。しかし筆者には、2位と告げられた後の愛媛代表、福岡佳奈子さんの悔しそうな表情が、とても美しく思えました。今年はハイレベルな候補者が揃ったので、今後、多くのファイナリストたちが活躍してくれるはずです!ちなみにJALEE編集部が予想した優勝候補4人のうち、千葉、愛媛、長野がトップ5入りしました。次回は日本大会で審査員を務めた、2003ミス・ユニバース・ジャパンの宮崎京さんに伺った、大会の感想などをお届けします。お楽しみに!