今回取り上げるのは人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のダリル・ディクソン。海外ドラマって魅力的なキャラクターが多いですよね。キャラクターに対する愛が高まりすぎて、勝手に「パーソナル家紋」を作ってみました。魅力あふれる彼のことを、もっといろんな人に知ってほしい!
パ紋とは?家紋を個人(パーソナル)向けにしたものがパ紋!名前と好きなものなどの特徴をお題に、原田専門家という人が大喜利感覚で作成しています。詳しくは原田専門家のTwitterをチェック。
ダリルの特徴① ボーガン(クロスボウ)の使い手
ノーマン・リーダス公式Instagramアカウント(@bigbaldhead)より
小さい頃は両親と兄のメルルと4人で暮らしていたダリル。しかし父親はアル中で、息子二人に暴力を振るう日々。ですがキャンプのやり方などを教えてくれる一面もあったそうで、幼くして森に迷って9日間サバイバル生活を成し遂げた経験も重なって、今のサバイバル力が培われたダリル。その後父親に愛想を尽かしたメルルは軍に入隊。そしてメルルの除隊後は兄弟2人で暮らすようになり、メルルからボーガン(クロスボウ)や銃の使い方を伝授されたようです。ちなみにクロスボウの矢は引き抜いて再利用しているようです。
ダリルの特徴② バイクが大好き
ノーマン・リーダス公式Instagramアカウント(@bigbaldhead)より
ダリルといえば、クロスボウと並んで印象的なのがバイク。ダリル役のノーマン・リーダス自身も大のバイク好きというだけあって、とても似合っていますよね。シーズン1で乗っていたのが60年代のトライアンフのチョッパー。その後あっさりと刑務所にバイクを置いてきてしまったダリルですが、シーズン5の13話目にしてアーロンに提供されたものは、ホンダのCB750ナイトホークが全体的に大改良されたもの。部分的にヤマハのYZF-R6のデザインが組み合わされているのだそうです。ですが番組の演出的に錆が必要だったようで、人工的にスチールウールやビネガー、過酸化水素、錆の粉で再現したようです。
ダリルの特徴③ 情が深い
ノーマン・リーダス公式Instagramアカウント(@bigbaldhead)より
態度は冷たくてそっけなく見えますが、とても情が深いダリル。自らの命を犠牲にしてでも仲間を助け、自分の身が危険にさらされた時でも決して仲間を売ることはありません。シーズン1では屋上に取り残された兄メルルを助けるために危険を冒してまで戻ったり、シーズン2ではキャロルの娘ソフィア探しに全力で協力したり、シーズン4では彼氏を失ったベスの力になりました。元々は一匹狼だったダリルですが、今では主人公リックの立派な片腕となり、リックやコミュニティーのみんなから信頼、尊敬されるようになりました。
以上の特徴を踏まえて出来上がったパ紋がこちら!
原田専門家‘s VOICE
武器はボーガン、愛車はチョッパーの、男も惚れる男。ウォーカーは音に反応して襲ってくるので音の出ないボーガンを武器に立ち向かうんだけど、ドドドドドっとやかましいチョッパーに乗ってるナイスガイ。大胆さと繊細さを併せ持つのか、現場判断が冷静で手がかりを見つけるのがうまいよね。兄の手を文字通り手がかりに出血の少なさからベルトで止血していると見抜く兄思いな一面も!
原田専門家:1974年愛知県生まれ。テレビ番組のタイトルCGやロゴ、イベント映像などを制作しながら、個人の名前と好きなものをお題にしてデザインしたパ紋を生み出す。世界人口73億人分のパ紋を制作中。著書に『パ紋』(グラフィック社)がある。