今回取り上げるのは人気海外ドラマ『ウォーキング・デッド』のカール・グライムズ(チャンドラー・リッグス)。
海外ドラマって魅力的なキャラクターが多いですよね。キャラクターに対する愛が高まりすぎて、勝手に「パーソナル家紋」を作ってみました。魅力あふれる彼のことを、もっといろんな人に知ってほしい!
カールの特徴①:帽子
チャンドラー・リッグス公式Instagramアカウント(@chandlerriggs5)より
主人公リックの息子であるカール。彼のトレードマークといえば帽子ですが、元々は保安官であるリックの物でした。この帽子を被りだしたのはシーズン2の第4話目から。リックはカールに噓をついたことを詫びて、自身の帽子を息子に譲りました。カールは父親の思いを汲んだように、これ以降、様々な危機を乗り越えながら成長する姿を見せてくれます。
カールの特徴②:眼帯
チャンドラー・リッグス公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より
シーズン6の第9話で起こった事故により眼帯姿に。流れ弾が運悪くカールの右目に当たってしまったのです。その後、懸命な治療でカールは一命をとりとめます。10話目では眼帯姿でひょうひょうとした表情で登場。シーズン7の第7話では宿敵ニーガンから眼帯を外すように命じられ、泣く泣く応じるシーンも。今や眼帯はカールにとって、なくてはならないアイテムになっています。
カールの特徴③:拳銃
チャンドラー・リッグス公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より
物語が進むにつれて、子供扱いされることに苛立ちを覚え始めるカール。大人と同等に扱われることを願う気持ちが膨らみます。シーズン2の第11話ではダリルのバイクから拳銃を盗み、森の中で動けなくなっているウォーカーを撃とうとしますが失敗。しかしその夜、紆余曲折を経て、カールの発砲がリックを守る結果に。シーズン3では冬の間に銃の使い方を覚え、すっかり大人として扱われているカールを見ることができます。
以上の特徴を踏まえて出来上がったパ紋がこちら!
原田専門家‘s VOICE
もうすでにウォーカーなのではと思いたくなるほど撃たれても生き延びる、可愛かったカール。鉛を喰らうたびに大人へとその姿も心も成長する。眼帯は初めて盗んだダリルのガンを帯しているとのダブルミーニングだったりして!とは言えこのパ紋で描いている外枠はダリルのバイクから盗んだブローニング・ハイパワーでは無く、コルトパイソンのシリンダーなんだけどね。そら知らなんだーつってな。
そんなカールが活躍する『ウォーキング・デッド』は、最新作となるシーズン8を2017年10月23日午後10時からFOXが日本最速で独占放送します(詳しくはこちら)。
原田専門家:1974年愛知県生まれ。テレビ番組のタイトルCGやロゴ、イベント映像などを制作しながら、個人の名前と好きなものをお題にしてデザインしたパ紋を生み出す。世界人口73億人分のパ紋を制作中。著書に『パ紋』(グラフィック社)がある。