2017年7月26日にホテル椿山荘東京で㈱ミスズ2017年 新作ウォッチコレクションのお披露目パーティが開催されました。ゲスト出演された、2017 ミス・ユニバース・ジャパン準グランプリの福岡佳奈子さんに、ライターが直撃取材。外科医でもある彼女が、大舞台で見たものとは…?!
仲間との避けられない戦い「佳奈子さんだったら、悔しくない」

まずは、準グランプリおめでとうございます。日本大会を終えて、今の感想は?









有り難うございます。日本大会自体は、すごく楽しめました。自分の気持ちも大会に向けて最高潮に高まっていたし、周りに「ステージで輝くから!」と宣言して臨んで、絶好調でした。










本番は緊張しなかったんですか?









水着ダンス審査の2ndセッションは、本番まで誰と対戦するのか分からなかったので、一番緊張しました。私は最初のグループ分け(A~Hの8チーム)で同じグループだった北海道代表の松井詩さんと当たってしまって…ダンスが終わって結果が出た後に「私は佳奈子さんだったら、悔しくないです」って言ってくれて。私も泣く暇がないくらい、アドレナリンが出まくっていました。
知られざるミス・ユニバース日本大会、当日の舞台裏とは…?










当日の舞台裏は、どんな感じだったんでしょうか?









ステージ裏では勝ち残った候補者がステージ右側に、負けてしまった子は左側に移動するんです。私はTop5に残ってジュエリーを着ける際に、初めて左側に行ったんですが、そこで泣いている子たちを見て、初めて「日本大会って、こういうものなんだ」と感じました。










厳しい現実を見たんですね…日本大会には、どんな意気込みで挑んだんですか?









昨年10月に愛媛代表になってから今年7月の日本大会まで、1年近い準備期間がありました。地元、愛媛の街を歩くと、声を掛けてもらうことが本当に多くて。「生きていて、こんなに多くの人から声を掛けられることがあるのか!」と驚いたくらいです。本番当日は、愛媛の方みんなの声援を背負って大会に挑みました。
ファイナリストから刺激を受けたビューティ・キャンプ










大会前日までのビューティ・キャンプで、一番印象に残ったことは?









2週間の期間中は毎日、成績順でAからDの4グループにランク付けされるんです。成績なんて最初は気にならなかったけれど、最後の方になるとメンタルに来る子もいました。色々な講師からレクチャーを受けられたことも良かったんですが、ファイナリストとの共同生活を2週間出来たことが、一番の思い出ですね。










一番仲良くなったファイナリストはどなたですか?









新潟代表の駒形悠さんですね。彼女は有力候補だったので当初はライバル心から、なかなか話もできなかったんです。でもビューティ・キャンプの最初の1週間が同部屋で、本当に色々な打ち明け話をしました。「日本代表に選ばれたら、何をしたいか」なんて、それまでファイナリストの子とはできなかった深い話ができて。同じ部屋で過ごすうちに人間らしさを伺い知れて、尊敬できる部分、自分にない部分、そして同じ目標をもった同じ部分が見えました。他にも福岡代表の古庄奈々さんと福井代表の高井麻由果さんとも仲良くなれました。
ハイゼック 「Kalysta(カリスタ)KA3926T96」980万円(税抜)
ダイヤモンドに負けないくらい!?ステージでもっと輝きたい










今回のパーティでは高級ウォッチブランドのハイゼックを着用しましたが、感想はいかがでしたか?









こんなに豪華な時計は初めてで、繊細な細工の美しさに惚れぼれしました。そして520個のダイヤモンド!いつか、こんな時計が似合う女性になりたいですね。実は、私は時計を着ける習慣がなかったんですけど、医学部の実習生時代から着けるようになって。そこで初めて「時計ってなんて便利なんだ!」と実感して。今では病院で毎日、時計を着用しています。










最後に、今後の目標を教えてください。









抽象的な言い方になりますが、「もっと輝きたい」ですね。大学時代にダンスやバンド活動をしていたので、ステージに立つ楽しさは知っていました。でも今回、愛媛大会でスカウトされて再びステージに立ってみたら、日本大会が本当に楽しくて。なので今後はショーモデルなど、ステージに立つ仕事をやってみたいです。そして思う存分ステージで輝くことができたら、医者に戻りたいと思っています。










今後のご活躍を期待しています!ありがとうございました。
外科医のクールで落ち着いたイメージとは違い、明るく快活な印象の福岡さんでしたが、インタビューを通じて「一度決めたら、やり抜く」という意志の強さを感じました。彼女なら数年先、あるいは数十年先に自分が輝ける場所を見つけて、これから突き進んで行ってくれるはずです。次回は、2017ミス・ユニバース日本代表の阿部桃子さんのインタビューをお届けします。お楽しみに。


(C)Miss Universe Japan
福岡佳奈子(ふくおかかなこ)
1990年愛媛県生まれ。身長170cmという恵まれたボディに現役医師という知性を兼ね備え、2017年ミス・ユニバース日本大会で準グランプリとなる。幼少期からゴルフコンペのチャリティに参加したり、現在は日本肺癌学会の広報大使を務めるなど、社会貢献にも積極的。今後は東京を拠点に、モデルやタレント活動にも挑戦する。