下着ブランド「ヴィクトリアシークレット」のエンジェルであるジジ・ハディッドは、明るいキャラクターで各界から注目を集めている人気モデル。そして美容マニアとも言われる彼女のもうひとつの魅力といえば、健康的で内から輝くようなツヤ肌です。頬やおでこ、鼻など、高さを出したいところにハイライトでツヤ感を与えることで、骨格に自然な高低が生まれているのです。
このメイクテクこそがこの今話題になっている「ストロビング」。シェーディングなどで陰影をつけるよりも簡単に小顔に見せることができます。決してメイクを厚塗りすることなく、本人の持ち味を生かしたエフォートレスなスタイルはぜひとも真似してみたいところ。
ジジ・ハディット公式Instagramアカウント(@gigihadid)より
ジジ・ハディット公式Instagramアカウント(@gigihadid)より
ジジ・ハディット公式Instagramアカウント(@gigihadid)より
光を味方につけて美肌をメイク
いつものメイクアイテムにハイライトさえあれば、すぐにでも試せるのが「ストロビング」の魅力。Tゾーンや、Cゾーン、上唇の山や、顎に乗せれば表情に自然な立体感が生まれます。できればパール感の強い、練り状のハイライターを使うのがベター。最近ではスティックタイプも登場しています。
メイクステップ
ベースメイクはリキッドファンデを薄く広げ、パウダーをはたいて。普段より薄く仕上げるのが、ジジ風フェイスへの近道。肌のテカリやファンデのヨレが気になる人は、皮脂崩れ防止下地を使うときれいに仕上がります。
1. パウダーアイブロウで自眉をなぞる程度に描く。きちんと描くよりも、ジジらしい抜け感のある表情を作ることができる。
2. オレンジベージュのシャドウを使い、ナチュラルな陰影を作る。アイシャドウはアイホール全体と、眉頭〜目頭につながる部分に乗せて骨格を強調。
3. 目頭部分を除いた下まぶたのキワにも同色を乗せる。こうすることで、濃い色のシャドウでなくても目元の印象を強めることができる。
4. 目の中心より少し外側~目頭に向けて、ブラックアイライナーで跳ね上げラインを。
5. チークはオレンジ系を使い、耳の横から頬の中心に向けて頬骨の下をなぞるように入れる。
6. Tゾーン、Cゾーン、上唇の山、顎にハイライトを入れ高さを出す。
7. コーラルピンクのリップで若々しさをアピールすれば完成!
派手色を使わなくても生き生きとした顔立ちになれるのがストロビングの魅力。普段のお出かけにはもちろん、アフターファイブなど少し顔が疲れて見えるときにも使えるテクニックです。ぜひお試しあれ。
Photography/ Yuuki Saruta
Hair&Makeup/ mayuko shirouzu
Model/ Kathleen