9月に入って少し涼しくなり、秋の気配を感じる今日この頃。9月1日、2日公開作品の映画満足度ランキングが発表になりました。果たして日米で最も見られている作品は?ぜひ、旬の映画をチェックしてみてくださいね。
日本の満足度ランキングNo.1は世界中の映画祭で注目の衝撃作
国内最大級の映画情報サイト「ぴあ映画生活」は、2017年9月1日、2日公開作品の「ぴあ映画初日満足度ランキング*1」を発表しました。また、インターネット視聴率調査及びデジタル市場分析を行うアメリカ最大級の会社「comScore」も、2017年9月1日~3日公開映画のアメリカでの観客動員数を発表。
そこでJALEEでは、日米それぞれの映画ランキングを比較してみることに。日本は世界的に話題のサバイバルホラーからアニメまで幅広いジャンルが並び、アメリカでは先週と同じ作品がランキングの攻防戦を繰り広げる結果となりました。
ぴあ映画初日満足度ランキング 9月1日~2日公開作品 |
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新感染 ファイナル・エクスプレス |
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トリガール! |
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦 |
4
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禅と骨 |
5
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ギミー・デンジャー |
アメリカ国内観客動員数ランキング 9月1日~3日 |
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The Hitman’s Bodyguard |
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アナベル 死霊人形の誕生 |
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ウィンド・リバー |
4
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Leap! |
5
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ローガンラッキー |
(9月2日ぴあ調べ/9月1日comScore inc.調べ)
日本国内注目の第1位は『新感染 ファイナル・エクスプレス』。カンヌ映画祭など、世界のさまざまな映画祭で話題となっている韓国のサバイバルホラーです。極限状態の中で必死に生き残ろうとする人間の心理が鮮やかに描かれていて、ゾンビのホラー演出から来る恐怖と感動が両立している、と絶賛を受けているようです。第2位は、爽やかな青春コメディ『トリガール!』。鳥人間コンテストを目指す学生たちの姿を描いた小説が原作です。第3位は、すべての“始まり”が明らかになる人気アニメシリーズの第5弾『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』となりました。
一方、アメリカ国内は3週連続で第1位と第2位が同じ作品!第1位はアクションコメディー作品『The Hitman’s Bodyguard』。世界屈指のボディガードが、世界的に有名な殺人犯の命を守るという過激なストーリー。社会性の強いメッセージとアクション、仲間との絆など、見どころが詰まった作品で首位をキープ。第2位は、4週連続ランクインしている人気ホラーシリーズの第4弾『アナベル 死霊人形の誕生』。先週と今週のランキングを比較してみると、第3位の『ウィンド・リバー』と第4位の『Leap!』(日本上映版の題名は『フェリシーと夢のトウシューズ』)が入れ替わりましたが、第5位も先週と変わらず『ローガン・ラッキー』。ベスト5の作品ラインナップが先週と同じというのは、どれも人気作品という証拠ですね。
季節の変わり目で様々なジャンルの作品が並ぶ日本と、安定の人気作がランキングを占めるアメリカ。違いがはっきりと出ておもしろい結果となりました。来週どんな新しい作品がランクインしてくるのか、そして人気作の連続ランクインはいつまで続くのか。来週のランキングへの期待がますます高まります!
*1ぴあ映画初日満足度調査
ぴあ(株)が公開初日に映画館で出口調査を実施し、 観客へのアンケート調査をもとに独自で集計した満足度をランキング形式で発表するもの。