日米の話題作をランキングで一気にチェック!今週の初日満足度1位は「捕鯨ドキュメンタリー」

今週末はシルバーウィークなのでお出かけの予定を立てている人も多いのではないでしょうか。そんなシルバーウィーク前の週末となった9月8日、9日公開作品の映画満足度ランキングが発表になりました。果たして日米で最も見られている作品は?ぜひ、旬の映画をチェックしてみてくださいね。

日本の満足度ランキングNo.1は捕鯨問題のドキュメンタリー

国内最大級の映画情報サイト「ぴあ映画生活」は、2017年9月1日、2日公開作品の「ぴあ映画初日満足度ランキング*1」を発表しました。また、インターネット視聴率調査及びデジタル市場分析を行うアメリカ最大級の会社「comScore」も、2017年9月8日~10日公開映画のアメリカでの観客動員数を発表。

そこでJALEEでは、日米それぞれの映画ランキングを比較してみることに。日本はドキュメンタリーやメッセージ性の高い物語がランクイン、アメリカでは根強い人気作品を抑えて“最恐ホラー”が1位を飾りました。


ぴあ映画初日満足度ランキング

9月8日~9日公開作品

 

おクジラさま ふたつの正義の物語

 

あしたは最高のはじまり

 

アメイジング・ジャーニー 神の小屋より

4

 

旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス

5

 

ナインイレヴン 運命を分けた日

アメリカ国内観客動員数ランキング

9月8日~10日

 

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。

 

ホーム・アゲイン

 

The Hitman’s Bodyguard

4

 

アナベル 死霊人形の誕生

5

 

ウィンド・リバー

(9月9日ぴあ調べ/9月8日comScore inc.調べ)

日本国内注目の第1位は『おクジラさま ふたつの正義の物語』。デビュー作『ハーブ&ドロシー』が大ヒットとなった佐々木芽生監督による捕鯨論争をテーマにしたドキュメンタリーです。「日本的な視点と海外の人の視点、両者の感情論ではない意見を映していたところが印象的」などの感想が挙がっており、捕鯨問題を考えるきっかけをくれる作品となっています。第2位は、常識破りな男2人の子育てと親子の絆を描いたヒューマンコメディ『あしたは最高のはじまり』。第3位は『アメイジング・ジャーニー 神の小屋より』。ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで70週連続1位という空前の大ヒットを記録した小説、『神の小屋』を映画化したものです。

一方、アメリカ国内ランキングはついに3週連続第1位の映画を抑えて新しい作品がランクイン!注目の第1位はスティーブン・キングのホラー小説『IT/イット』が映画でリメイクされた『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。殺人ピエロの恐怖がスクリーンで再び・・・。第2位も初登場、リース・ウィザースプーン主演のラブコメ『ホーム・アゲイン』。第3位は、先週まで3週連続第1位だったアクションコメディー作品『The Hitman’s Bodyguard』。第4位は5週連続ランクインしている人気ホラーシリーズの第4弾『アナベル 死霊人形の誕生』。第5位の『ウィンド・リバー』も2週連続ランクインと、根強く人気の作品、新しい作品がきれいに分かれる結果となりました。

日本もアメリカもドキュメンタリーやホラーといったシリアスな内容の作品の中にコメディ作品がランキング入りしています。さまざまなジャンルの映画を楽しむもよし、自分の好きなジャンルを徹底的に見まくるもよし。秋の行楽シーズンを映画三昧で過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

*1ぴあ映画初日満足度調査
ぴあ(株)が公開初日に映画館で出口調査を実施し、 観客へのアンケート調査をもとに独自で集計した満足度をランキング形式で発表するもの。