新シーズン目前の『ウォーキング・デッド』!
迫り来るウォーカーたちが「砂像」で登場

JALEE編集部

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砂と水だけで作られる砂の芸術品

小さいころ、砂を泥団子にして遊んだことがある人は少なくないはず。あのとき使ったものといえば、砂と水だけ。それであんなにしっかり固まるのだから、子どもながらに不思議な気持ちでした。

そんなおなじみの原理を使って、砂と水だけで砂像を作ることができるのだそうです。砂像とはその名の通り砂で造られた像のこと。あんなサラサラな砂を固めて像を造るには、何か特別な材料が必要なのでは?と思ってしまいますよね。一体どういう仕組みで、水と砂しか使わない像が完成するのでしょうか。詳しい造り方を解説している動画があるのでご紹介します。

職人によって芸術品へと昇華される砂

まずは、砂像の型枠を組みます。次に完成した型枠に砂と水を交互に入れ、表面を突き固めます。土の中の空気をしっかり抜くことがポイントなんだとか。


tottorisandmuseum YouTubeチャンネルより

水と砂以外の糊(のり)や接着剤などは、一切使いません。


tottorisandmuseum YouTubeチャンネルより

この作業を繰り返し、ピラミッド状の型枠を組み上げます。


tottorisandmuseum YouTubeチャンネルより

枠の中から水が抜けたら、上から順番に木枠を外し、道具を使って砂のピラミッドを削りながら砂像の表面を掘り進めます。


tottorisandmuseum YouTubeチャンネルより

どんなに固まるといっても、砂は砂。表面のデザインを掘る作業は、崩れないよう、かなり慎重に行われるようです。


tottorisandmuseum YouTubeチャンネルより
実際の映像はこちら。


tottorisandmuseum YouTubeチャンネルより

本当に砂と水だけで、こんな立派な砂像が出来上がってしまいました!職人さんたちの技術に脱帽です。

※現在ドイツ編の展示は行っておりません

『ウォーキング・デッド』とのタイアップも!

砂の美術館10周年記念事業「ウォーキング・デッド砂像」

FOXチャンネルで海外ドラマ『ウォーキング・デッド』シーズン8が10月23日から日本最速独占放送されることを記念し、鳥取砂丘「砂の美術館」駐車場にタイアップ砂像が制作されました!

ゾンビの躍動感が見事に再現され、思わず逃げ出したくなってしまうくらい迫力満点です!

「砂の美術館」は鳥取砂丘にある、「砂」を素材にした彫刻作品を展示する世界初の美術館。作品はすべて砂の彫刻、砂像です。世界から名のある彫刻家たちが集結し、砂像を制作しています。


JALEE by FOXネットワークス公式YouTubeチャンネルより

やがてそれらの作品は、時間を経て元の砂へ戻っていくのだそう。この儚さが砂の彫刻の魅力なのかもしれません。また「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、展示テーマを毎年変えているんだとか。


JALEE by FOXネットワークス公式YouTubeチャンネルより

今回のウォーキング・デッド砂像をデザインから彫刻まで総合プロデュースしたのは、ニューズウィーク誌で「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた、砂像彫刻家の茶圓勝彦(ちゃえんかつひこ)さん。『ウォーキング・デッド』に登場するゾンビ、“ウォーカー”の迫力を、見事に砂像で表現していますね。

鳥取砂丘「砂の美術館」駐車場で「ウォーキング・デッド砂像」が展示されるのは、2017年10月4日(水)~2018年1月3日(水)まで。砂像に興味を持った人や『ウォーキング・デッド』ファンは、これを機に足を運んでみるのも良いかもしれません。

鳥取砂丘砂の美術館10周年記念事業「砂のルネッサンス2017」公式ホームページはこちら
砂の美術館公式ホームページはこちら

 

『ウォーキング・デッド』シーズン8の放送予定

『ウォーキング・デッド』シーズン8は、FOXにて10月23日(月)午後10時放送スタート!(同時間にて毎週放送)
※シーズン8は全16話の予定です。前半となる第8話までは10月23日(月)から放送し、後半となる第9話以降は2018年2月に放送再開予定です(詳細はこちら)。