最新作『スイス・アーミー・マン』公開記念
ダニエル・ラドクリフの出演作をプレイバック!

大石直人

1993年生まれ。少しでも映画やドラマを見る際に参考となる記事が書けるよう頑張ります。

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みなさんはドラマや映画を見るとき、なにを基準に選んでいますか?受賞記録やジャンル、監督など選考ポイントはさまざまだと思いますが、特に俳優重視で選ぶ方は多いのではないでしょうか。2017年9月22日(金)にダニエル・ラドクリフ主演の『スイス・アーミー・マン』が公開されます。そこで今回は、超有名作でキャリアを積んできたイケメン英国俳優として知られる、ダニエルの来歴をご紹介します。

11歳にしてはまり役を獲得!

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イギリス出身のダニエル・ラドクリフは、子役からそのキャリアをスタートさせました。11歳の頃、作家J・K・ローリングが1997年に発表した『ハリー・ポッター』シリーズ第1作の映画版、『ハリー・ポッターと賢者の石(2001年)』のオーディションを勝ち抜き、見事ハリー・ポッター役を演じることに。すでに世界中で大ヒットを収めていた小説の映画化作品ということもあり、名だたる英国俳優たちがこぞって出演する大作となりました。

11歳にして大役に抜擢されたダニエルは、その後シリーズ8作全てで主演を務めることになります。
 


映画ハリー・ポッター公式Instagramアカウント(@harrypotterfilm)より

魔法学校が舞台のファンタジックな世界観!

『ハリー・ポッター』シリーズは1990年代のイギリスを舞台に、魔法使いであるハリー・ポッターの活躍を描いたストーリーです。作品の魅力はなんといっても、不思議な現象に満ちた魔法学校での学園生活。細部までこだわった設定やガジェットの数々が見る者の心を躍らせます。
 


映画ハリー・ポッター公式Instagramアカウント(@harrypotterfilm)より
 
例えば、ハリーが用いるアイテムのひとつに透明マントというものがあります。このマントを被ると透明になり、マントの外側から自分の姿を隠すことができます。この道具はさまざまな場面で使われ、ハリーを助けますが、同時に潜入シーンでのドキドキ感を高め、映画の緊迫感を演出する効果も持ったナイスなアイテムなのです。

さらに他にも、クィディッチと呼ばれる競技。これは空飛ぶホウキに乗って行うサッカーのようなスポーツで、ストーリー上キーとなるシーンがしばしばクィディッチの試合中に組み込まれているなど、ガジェットとして欠かせない競技であると共に、単純にスポーツとして観戦しても興奮できるほどのクオリティーで映像化されています。

このように『ハリー・ポッター』シリーズには、本筋とは別のところにも楽しめるポイントがたくさん散りばめられているのです。

ダニエルとハリーの相性は抜群!

映画『ハリー・ポッター』シリーズを見る上で、ダニエルとハリーの演技上の親和性も重要なポイント。演じるダニエルと演じられるハリー、この2人は共に成長してきたといっても過言ではありません。というのは、映画史を紐解いても、これほど長期間にわたってひとつのキャラクターが成長する過程を演じたケースはほとんどないからです。
 

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ですからシリーズを追っていくと、ダニエルの成長がハリーの成長としてダイレクトに反映されていて、大人はまるで自分の子どもの成長を見守るような、子どもは幼なじみを見るような、ついそんな感覚に陥ってしまいます。そして女性ならば、ダニエル=ハリーが徐々に「男性」になっていく過程も楽しめるのではないでしょうか。はじめは可愛らしい少年だったハリーが、背を伸ばし、筋肉をつけ、ヒゲも生えそろって、大人の男としての空気をまとう。こういった変化を見て取れるのも、映画作品ならではの魅力と言えますね。

その後ダニエルは華麗に演技派俳優へ転身!

『ハリー・ポッター』シリーズが終了した後のダニエルはどうでしょうか。これほどハリーというキャラクターの色がついてしまうと、イメージを払拭して別のキャラクターを演じるのは困難のはず。しかし彼は、積極的に個性の強い役を務めることでその壁を乗り越え、演技派俳優としてリスタートを切ることに成功しているように見受けられます。それは大作というよりも、インディペンデント系の映画を中心に出演する役柄選びからも窺えます。
 

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例えば、『キル・ユア・ダーリン(2013年)』では実在の人物であるアメリカの詩人アレン・ギンズバーグを、『ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年)』では、突如頭から角が生えてくる、という奇抜な設定の役柄を叙情的に演じきりました。

ハリー時代のダニエルファンからすると、少しイメージとは違うという意見もあるかもしれませんが、彼はハリーである前にひとりの映画俳優。多種多様な役柄に挑戦することは必要だったのでしょう。2017年9月22日(金)日本公開となる『スイス・アーミー・マン(2016年)』で演じるのは、なんと死体の役。しかもこの死体、しゃべる、火を噴く、ボートになる!奇想天外な設定を詰め込んだビックリ箱のようなキャラクターではありますが、しかし記憶を失った彼が、友情と共に生きる喜びを知っていく姿にはきっと胸が熱くなるはず。驚きと感動に満ちた本作で、主演を務めるに当たってダニエルがどのような演技を見せるのか、要注目ですよ!
 

ponycanyon公式YouTubeチャンネルより
『ハリー・ポッター』のキャリアをたたき台にし、甘いマスクと型にはまらない役どころが魅力の演技派俳優となったダニエル・ラドクリフ。今後もあっと驚く役作りをしてくれることに期待しつつ、映画を選ぶ際にはぜひ彼の出演作を手に取ってみてください!

『スイス・アーミー・マン』公式サイトはこちら