台風の通過に伴って天気の変化が激しい3連休となった先週末。9月15日、16日公開作品の映画満足度ランキングが発表になりました。果たして日米で最も見られている作品は?ぜひ、旬の映画をチェックしてみてくださいね。
日本の満足度ランキングNo.1はバレーをテーマにした青春アニメ
国内最大級の映画情報サイト「ぴあ映画生活」は、2017年9月15日、16日公開作品の「ぴあ映画初日満足度ランキング*1」を発表しました。また、インターネット視聴率調査およびデジタル市場分析を行うアメリカ最大級の会社「comScore」も、2017年9月15日~17日公開映画のアメリカでの観客動員数を発表。
そこでJALEEでは、日米それぞれの映画ランキングを比較してみることに。日本はアニメからシリアスなヒューマンドラマまでさまざまなジャンルが並び、アメリカでは先週に続き、人気ホラーが1位を飾るとともに、新作もランクインしています。
ぴあ映画初日満足度ランキング 9月15日~16日公開作品 |
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ハイキュー!! 才能とセンス |
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望郷 |
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あさがくるまえに |
4
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サーミの血 |
5
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール |
アメリカ国内観客動員数ランキング 9月15日~17日 |
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 |
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アメリカン・アサシン |
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マザー! |
4
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ホーム・アゲイン |
5
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The Hitman’s Bodyguard |
(9月16日ぴあ調べ/9月15日comScore inc.調べ)
日本のランキング第1位は週刊少年ジャンプで連載中の人気コミックを基にしたアニメシリーズの劇場版作品『ハイキュー!! 才能とセンス』。「自分の青春時代を思い出して胸が熱くなった!」という声が多かったようで、感情移入してしまうほど繊細に心理描写されたキャラクターたちに注目です。第2位は『望郷』。湊かなえ原作の小説を貫地谷しほりと大東駿介のダブル主演で映画化した作品です。親子を題材にした感動のストーリーに、里帰りしたくなる人が続出しているよう。第3位の『あさがくるまえに』は脳死と臓器移植をテーマにした作品。演技の“間”が大事にされていて、少なめに抑えられたセリフの中で訴えかける力に満ちた映画です。日本ランキングのベスト3は胸を熱くする感動ものがそろいました。
一方、アメリカ国内のランキングは先週に引き続き、第1位はスティーブン・キングのホラー小説が原作である『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。今週も殺人ピエロが多くの観客を恐怖に陥れたようです。第2位は『アメリカン・アサシン』。ビンス・フリンのベストセラー小説を映画化したスパイアクションです。第3位は、『レスラー』や『ブラック・スワン』の監督として知られるダーレン・アロノフスキー監督の最新作
『マザー!』。カップルの崩壊を描いたサイコサスペンスです。ホラー、スパイアクション、サスペンスと、アメリカで人気のジャンルが並ぶ結果となりました。
日米でまったく異なるジャンルが並ぶ結果となった今週。先週から引き続き首位を保っている作品もあることですし、この3連休に気になる作品を見逃してしまった方は、今回のランキングを参考にして次の休日に見に行ってみてはいかがでしょうか。
*1ぴあ映画初日満足度調査
ぴあ(株)が公開初日に映画館で出口調査を実施し、 観客へのアンケート調査をもとに独自で集計した満足度をランキング形式で発表するもの。