ホリデー・シーズンのNYを彩る、有名百貨店のショーウィンドウたち

JALEE編集部

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『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2013年)』というドキュメンタリー映画を知っていますか?アメリカファッション業界をリードしてきたニューヨークの老舗デパートの裏側を描いたドキュメンタリー映画なのですが、12月になると必ず思い出すシーンがあります。それは、バーグドルフのホリデー・ショーウィンドウにどれだけの労力が費やされているかを描いたシーンなのですが、私はこの映画を観てからニューヨークにあるホリデー・ショーウィンドウの虜になってしまいました。

2017年もニューヨーク中のデパートが素敵なショーウィンドウを発表し、世界中から集まる観光客を魅了していました。
 

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バーグドルフ公式Instagram(@bergdorfs)より
 
まずは私がニューヨークのホリデー・ショーウィンドウを愛するきっかけになった、バーグドルフ・グッドマン。今年のテーマは“To New York with Love” (ニューヨークに愛を込めて) 。ニューヨークにある7つの文化的施設をテーマに作られ、ニューヨーク・ボタニカル・ガーデンやブルックリン音楽アカデミーなどをショーウィンドウで表現。中でも私の目を釘付けにしたのは、映画『ナイト・ミュージアム(2006年)』の舞台にもなったアメリカ自然史博物館がテーマのウィンドウ。スワロフスキーで飾られた恐竜とシルバーのドレスの輝きについつい見惚れてしまいました。
 

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Kent個人Instagram(@kentward)より
 
今年が80回目のホリデー・ショーウィンドウとなる老舗デパート、ロード&テイラーでは、“The Best And Brightest” (最高の輝き)をテーマにスノードームを通してビンテージサーカスやマンハッタンのスカイラインを旅をする形で表現。動く仕掛けや映像を組み合わせるなど、現代の技術を活かしながらもトラディショナルで可愛らしいウィンドウに多くの家族連れが立ち止まって写真を撮っていました。

メイシーズは、NYの老舗おもちゃ屋さんFAOシュワルツと組んで作ったショーウィンドウと、ブロードウェイのアーティストリーに敬意を表して作ったもの2種類をディスプレイ。ブルーミングデールズは、ヒュー・ジャックマン主演で映画化された伝記『ザ・グレイテスト・ショーマン(2017年)』をテーマに表現。そして各デパートが様々な形のプレゼンテーションをする中で今年、私が最も気に入ったのはサックス・フィフス・アベニューのショーウィンドウ。
 

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サックス・フィフス・アベニュー公式Instagram(@saks)より
 
今回のテーマは、ディズニー映画『白雪姫』の80周年記念。正面玄関のウィンドウには白雪姫のストーリーが展開され、1時間に1回、ビル全体にお城のプロジェクション・マッピングが投影されます。まるでディズニーランドに来たかのようなワクワク感に多くの人々が足を止めていました。
 

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サックス・フィフス・アベニュー公式Instagram(@saks)より
 
さらに横側のショーウィンドウでは“Once Upon a Holiday” をテーマに、現代に白雪姫がいたらどんな衣装を身にまとっていたかをトップデザイナーたちが表現。ニューヨークに拠点を置くマルケッサやナイーム・カーンをはじめ、グッチやプラダ、コム・デ・ギャルソンなどのデザインを見ることができました。普段はトップデザイナーたちが同じテーマでデザインすることはなかなかないので、それぞれのブランドの個性がわかりやすく表現されていて、とても素敵でした。

ニューヨークのホリデー・ショーウィンドウには、毎年700万人を超えるファンたちが訪れるんだとか。やっぱりスケールが違うなと思いながらも、来年はどんなものが見られるか今から楽しみにしています。

 

Kay/NY在住TVコーディネーター&プロデューサー

日本のFOXチャンネルで約7年に渡りエンタメ情報番組のプロデューサーを経験した後、フリーランスに。現在はNYを拠点に活動中。アメリカのエンタメと美味しい食べ物をこよなく愛し、NYの最新情報を収集・探検する毎日を送っている。