『プリズン・ブレイク』VS昭和の脱獄王 白鳥由栄 パート1

『プリズン・ブレイク』シーズン5は、4月10日(月)21:00より放送スタート!(詳細はこちら

よく映画や小説の題材にされる刑務所からの脱獄。緊迫感のある展開が観る人や読む人の心を惹きつけます。特に難攻不落の刑務所からの脱獄というのは、手に汗握る展開が期待できます。名作海外ドラマ『プリズン・ブレイク』においても、多くの脱獄シーンが印象的ですよね。特にシーズン3のパナマの「SONA刑務所」からの脱獄などは、視聴者の予想を裏切る展開の連続でした。

そんな脱獄は何もフィクション世界だけではありません。実はこの日本にも脱獄に精通した人物がいるのです。昭和の脱獄王として名を馳せた白鳥由栄という人物。彼の脱獄スタイルを『プリズン・ブレイク』と比較しつつご紹介します。

1. 厳重警戒の警備を誇る刑務所を難なく脱走

白鳥由栄は、刑務所に26年間もの長い間、服役します。その最中に4回の脱獄を試み、その全てで成功しているという伝説的な脱獄犯です。日本においては、彼を超える回数脱獄した人はいません(そもそも日本の警備状況は他国に比べて厳しく、年間の脱獄回数も欧米に比べると圧倒的に少ないです)。人による監視や、拘束具による脱獄防止策が今よりも厳しかったと言われています。『プリズン・ブレイク』と同じく難攻不落の刑務所からの脱獄劇が繰り広げられたそうです。

2. 単独作戦こそ彼の真骨頂

『プリズン・ブレイク』をはじめ、チームプレイの場合が多い脱獄。ですが白鳥の場合は全4回すべてが単独での脱獄になります。チームで行えば、資材調達や役割分担などのメリットが大きいです。しかし、チームプレイになった場合、裏切りやミスの発生を考慮しなければいけません。また、白鳥自身の身体能力の高さから脱獄が成功した場合が多いです。もし複数人での脱獄をしようとした場合、身体能力が一番低い人にあわせた計画立案が必要となります、そうした理由からか、彼は単独での脱獄を好みました。

『プリズン・ブレイク』では、諸事情もあり複数人で脱獄する事がほとんど。チームプレイによって、苦難の脱獄を成功せています。(もちろん裏切り行為や、手錠の鍵を飲まれてしまう事などもありましたが。)

3. 長期脱獄計画が得意

『プリズン・ブレイク』といえば超短期決戦の脱獄計画が多いです。対する白鳥の計画は超長期的な計画が多いです。まずは看守の行動の分析。続いて、監獄の構造や地図、金具の位置まで事細かに観察し脱獄の成功率を高めます。有名なエピソードは、網走刑務所からの脱獄ではないでしょうか。白鳥は、脱獄防止用の鉄枠をとある方法で破壊します。

 

普通であれば、糸鋸やハンマーによる破壊。もしくは針金による開錠などでしょうが、『味噌汁』によって脱獄します。白鳥は、味噌汁に含まれている塩分に着目しました。味噌汁を口に含み、すこしづつ鉄枠に吹きかけ腐食させていきました。もちろん、数日や数週間の吹きかけだけでは鉄は錆びません。それこそ、冬の間から脱獄計画を練りつつ準備していきました。『プリズン・ブレイク』の短期決戦と違うポイントかもしれません。

4. 白鳥とマイケルの共通点

最後に忘れてはいけない、白鳥と『プリズン・ブレイク』のマイケルとの共通点。それは、刑から逃げる為の脱獄ではなく『誇りをかけた脱獄』という点です。マイケルの最初の脱獄は、兄弟の信頼関係からなる脱獄でした。白鳥は、刑務所の悲惨な状況について上申するための脱獄と言われています。自分自身の減刑の為ではなく、命を賭して成し遂げたいものがあるという熱い想いを感じさせてくれます。

『プリズン・ブレイク』シーズン5は、FOXにて4月10日(月)21:00より放送開始です!(詳細はこちら

また前シーズンまでの流れを振り返りたい方は、下の「5分でわかるプリズン・ブレイクの全て」をご覧ください。シーズン5から見ちゃおうとしている面倒くさがり屋な方も要チェックです。


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