実在する「呪われた人形」が迫ってくる!『アナベル 死霊人形の誕生』試写会レビュー

SAYA ギャルラッパー兼インタビュアー

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週末興行収入ランキング初登場1位の最恐映画が公開!

「史上最も呪われた人形」と呼ばれている実在の死霊人形「アナベル」。現在も米コネティカット州のオカルト博物館に保管されており、現在も月に2回ほど神父が祈祷しているのだそう。そんな身の毛もよだつ人形をフィーチャーした映画『アナベル 死霊館の人形』の続編、『アナベル 死霊人形の誕生』が日本上陸!公開初週末に3500万ドルの売り上げを記録し、週末興行収入ランキング初登場1位となった本作が、10月13日(金)、ついに国内でも公開となります。
 

(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

【作品概要】
舞台は、12年前に幼い愛娘を亡くすという悲劇に見舞われた人形師とその妻が暮らす館。そこへ孤児院からやってきた6人の少女たちとシスター。新生活に心躍らせる彼女たちだったが、家の中には不気味な雰囲気が漂っていた。いるはずのない何者かの気配、無人の部屋で鳴り出すレコード、自然に開閉するドア、不気味な物音――。脚の不自由なジャニスは、怪現象を敏感に察知し、怯えを隠せずにいた。ある晩ジャニスは、鍵が掛かっているはずのドアが開いていることに気づく。中をのぞくと、そこにいたのは――<アナベル>だった!呪いの封印を解かれた<アナベル>は、執拗にジャニスを追い詰める。弱みを見せたら最後、次々と少女たちに襲いかかる。逃げても、捨てても、<彼女>は憑いてくる!<アナベル>人形の正体とは!?少女たちは容赦のない呪いから逃れることができるのか!?

海外ホラーのセオリーを裏切りきった先にある、未知の恐怖体験!

本作は全世界興行収入が累計1,000億円超えの『死霊館』シリーズ最新作で、監督は『ソウ』シリーズや『インシディアス』(2010年)など、数々の世界的ホラー作品を手がけてきたジェームズ・ワン監督。また、彼は『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)をシリーズ最高のヒットに導いたメガヒットメーカーとしても知られています。
 

(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
 
「ワケあり」の人形職人夫妻が住む古いお屋敷を舞台に、引っ越してきたシスターと6人の孤児たちへアナベルの呪いが降りかかります。今作では、アナベルの驚くべき誕生の秘密と呪いの起源が明らかに。シリーズを追うごとに深まってきた「アナベルって一体何者?」「彼女はどこから来たの?」という疑問が、一挙に解消されます。
 

(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
 
ジェームズ・ワン監督の作品は筆者も大好きなので、とても楽しみにしていました!今回も期待を裏切らないさすがの恐怖演出。ホラー映画はたくさん見てきた方ですが、それでも思わず、何度か耳をふさいでしまいました・・・。

こちらの記事でも紹介させていただいていますが、本作には天才子役とうたわれるタリタ・ベイトマンも出演。大人顔負けの演技は、ホラーという性質においても遺憾なく発揮されていました。あくまで「子どもが怖がる姿」を演じているにもかかわらず、あまりに鬼気せまった戦慄の表情をするため、見ているこちらまで背筋が凍ってしまいます。
 

(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
 
本作の特長のひとつは、「館の外に出られない」という部分に恐ろしさがあるわけではないということ。こういったホラー映画では鍵がかかっていたり呪いで閉じ込められてしまう設定が多く見られますが、本作は容易に館から出ることができます。つまり、館から出ても恐怖は終わらないということ!従来のホラー映画とは違った構成で描かれており、筆者も展開がまったく読めませんでした。
 

(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
 
洋画のホラー、特に悪魔が出てくる映画では、教会に飛び込んで牧師に呪文を唱えてもらうことで悪魔を退治してもらうという幕切れが多いものですが、本作はその点に関しても予想を裏切る構成となっていて、最後まで楽しめます。またスピード感のある展開でたたみかける構成は海外ホラーにおいて主流ですが、まるで日本のホラー作品のような静かでじわじわ迫り来る恐怖も合わせ持つ本作は、邦画ホラーファンの方にもオススメです!
 

 
試写会後にサプライズ登場し、お見送りをしてくれたアナベルちゃん。

予告編動画


ワーナー ブラザース 公式YouTubeチャンネルより

タイトル:『アナベル 死霊人形の誕生』
原題:Annabelle:creation

【スタッフ】
監督:デイビッド・F・サンドバーグ(『ライト/オフ』)
製作:ジェームズ・ワン(『ソウ』『死霊館』『ワイルド・スピード SKY MISSION』)/ピーター・サフラン
脚本:ゲイリー・ドーベルマン(『アナベル 死霊館の人形』)

【キャスト】
ステファニー・シグマン タリタ・ベイトマン ルル・ウィルソン
アンソニー・ラパリア ミランダ・オットー

配給:ワーナー・ブラザース映画

 
『アナベル 死霊人形の誕生』は2017年10月13日(金)、新宿ピカデリーほかでロードショー!(公式サイトはこちら